【中学受験・長文読解】 半年で偏差値が20以上伸びた生徒さんの勉強法

偏差値40台からのスタートでも、着実に成績を伸ばす生徒さんは確かに存在します。
私が入塾テストを設けていない理由も、そこにあります。

では、こうした生徒さんたちに共通していることは何でしょうか。
それは、一つひとつの取り組みが、圧倒的に丁寧であることです。

成績を伸ばす生徒さんの特徴は、具体的には次の3点です。
・1点に対する強い執着がある
・「解きっぱなし」にせず、必ず見直し、納得するまで解き直す
・素直である

入試は、1点以内に何人もの受験生が並ぶ世界です。
1点たりとも、落としていい点はありません。
成績を伸ばす生徒さんは、入塾時の偏差値に関係なく「1点の重み」をすでに実感しています。
そして、「このままではいけない」「何とかしたい」と切実に感じています。

「解き直し」は、作業ではありません。
模試や演習で減点された箇所は、二度と同じ間違いをしないために、丹念に見直します。

・なぜ間違えたのか
・本来、どう考えるべきだったのか
・次はどこに注意すべきか

これを一つずつ確認し、課題を確実に潰していく。
この積み重ねが、結果として大きな偏差値の伸びにつながります。

さらに、成績が伸びる生徒さんに共通するのは「素直さ」です。
「間違えた自分を、素直に認められるかどうか」です。
これは、正直に言って楽な作業ではありません。
自分の至らなさと向き合い続ける必要があるからです。

しかし、自分に向き合うことから逃げている限り、次の段階には進めません。
難関校の合格者に素直で謙虚な生徒さんが多いのは、偶然ではありません。
「学び」において、素直さは学力以上に重要な資質です。

成績が伸びる生徒さんは、間違えたことを「なかったこと」にしません。
悔しさを感じ、「次は必ず取る」と考えて行動を変えます。
その経験が、次の段階へと導いてくれるのです。

長文読解では特に、誤答には一定のパターンが存在します。
それは、丁寧な解き直しを続けていく中ではじめて見えてきます。
こうした面から、私は「問題を解いたかどうか」ではなく「どれだけ自分の思考と向き合ったか」を重視しています。

成績が低いこと自体は、問題ではありません。
しかし、
・自分と向き合わない
・努力を避ける
こうした姿勢では、残念ながら成績は伸びないと思います。

私自身も、日々自分の未熟さを噛み締めながら学び続けています。
学びとは、自分の誤りを受け入れ、修正し続ける営みです。
それは勉強に限らず、私たち大人も一生続けていくものなのだと感じています。

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