読書感想文の書き方

毎年夏休みになると、読書感想文についてのご相談を多くいただきます。
書店にも読書感想文の特設コーナーが並びますが、「何を書けばよいのか分からない」「毎年なかなか書き進められない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

読書感想文は、「感想を書こう」と考えるよりも、「本を読んで自分がどう変わったのか」を伝えることを軸にすると書きやすくなります。

読書感想文には、次のような要素を盛り込んでみましょう。
・本を読んだきっかけ
・簡単なあらすじ
・一番印象に残った場面やセリフ
・なぜ、その場面が印象に残ったのか
・本を読んで考えたこと、学んだこと
・本を読む前と読んだ後で、自分はどう変わったのか
・学んだことを今後どのように生かしたいか

そのうえで、次のような構成にすると書きやすくなります。
1. 本を選んだ理由や読んだきっかけを書く。
2. 内容が伝わる程度に、簡単なあらすじを紹介する。
3. 一番印象に残った場面やセリフを取り上げる。
4. なぜ印象に残ったのか、自分の経験や考えと結び付けて書く。
5. 本を読んで気づいたことや学んだことを書く。
6. 読む前と比べて、自分の考え方や行動がどう変わったのかを書く。
7. 今後、その学びをどのように生かしていきたいかでまとめる。

上記の構成を意識すると、単なる感想にとどまらず、自分の考えや成長が伝わる読書感想文になります。

特に、読書感想文は文字数が多いからこそ、「自分がどう変わったのか」の部分を具体的に書くことが大切です。
本を読む前はどう考えていたのか、本を読んで何に気づき、考え方や行動がどのように変化したのかを書くことで、読み手にも自分の成長が伝わりやすくなります。
本を読むときから「どの場面が一番心に残っただろう」「なぜそう感じたのだろう」と考えながら読むと、感想文はさらに書きやすくなります。

要約が苦手な方は、あらすじを長く書きすぎたり、うまくまとめられなかったりすることがあります。あらすじは全体の一部分にとどめ、自分の考えや感じたことを多く書きましょう。

当塾でも、この構成をもとに指導し、読書感想文コンクールで入賞した生徒さんもいらっしゃいます。
毎年読書感想文で悩んでいる方は、ぜひ今年はこの構成を参考に取り組んでみてください。

Back to top