国語学習のご相談を受けていると、
「国語ができません」「国語が苦手です」といったお言葉をよく耳にします。
しかし、本当に「できない」のでしょうか。
実際には、「できない」のではなく、取り組み方が合っていないケースがほとんどです。
国語がうまくいかない背景には、主に次の3つの要素があります。
① 文章を整理する力(思考力)
② 言葉を理解・運用する力(語彙力)
③ 問題への向き合い方(解法の手順)
たとえば、
・作文が書けない → 思考が整理できていない
・記述で減点される → 問いと答えがずれている
・内容が取れない → 語彙や読解の不足
このように、単一の原因ではなく、複数の要素が相互に関わりながら結果として表れています。
また、次のような学習環境の問題も影響します。
・問題集のレベルが合っていない
・学習が断続的で定着していない
・必要な量に達していない
これらが重なることで、「できない」という感覚が強くなります。
しかし、これらはすべて「能力」だけの問題ではなく、学習面の「設計」による部分が大きいものです。
課題を適切に整理し、順序立てて取り組めば改善できます。
国語は感覚の教科ではなく、
・何を答えるのか
・どこを根拠にするのか
・どう表現するのか
という手順の教科です。
したがって、「国語ができない」と一括りにするのではなく、課題を分解して捉えることが重要です。
そのうえで適切な対策を積み重ねていくことで、安定した得点力につながっていきます。