作文・小論文で逆転合格できるのか?

結論から言うと、作文や小論文による逆転合格は可能です。
実際に、直前期から対策を始め、合格をつかんだ生徒さんもいらっしゃいます。

ただし、やみくもに文章を書くだけでは成果にはつながりません。

大切なのは、志望校の出題形式を理解し、自分に必要な対策を行うことです。

作文・小論文には、大きく分けて以下の3つの形式があります。
① 自由記述型
自由記述型は、3つの形式の中では比較的短期間でも力を伸ばしやすい形式です。
定められたテーマに対して、自分の意見を根拠や具体例とともに論理的に述べる力が求められます。
基本的な構成に基づき、自分の考えを論理的に述べる練習をしましょう。

② 読解型
読解型では、文章を正確に読み取り、筆者の主張や要点をまとめる力が必要です。
多くの場合、文章の中心となる主張をつかんだうえで、その主張に対して自分の意見を述べることが求められます。
まずは要約から取り組み、その後、自分の意見を書く練習をしましょう。

③ 資料型
資料型では、資料を正確に読み取る力が求められます。
単にグラフや表の変化を書くのではなく、「なぜその変化が起きたのか」という背景まで考えることが重要です。
資料の変化や特徴に着目し、その背景を分析したうえで、自分の考えを述べる練習をしましょう。

もし夏から推薦対策などで逆転合格を目指す場合は、志望校の過去問と同じ形式の問題に取り組むとよいでしょう

その際には、試験本番の時間配分も意識しましょう。
・指定時間内に書き終わるか
・どこで時間がかかっているか(構想・要約・執筆・見直しなど)
を確認し、本番までに自分に合った時間配分を設定しておきましょう。

また、どの形式でも原稿用紙の使い方や表記のルールは共通しています。
基本的なルールは、最初に身につけておくとよいでしょう。

過去には、直前期に毎日作文を書き続けたことで、大きく力を伸ばした生徒さんもいらっしゃいます。
一か月前の模試では一桁点を取ってしまい落ち込んでいた生徒さんが、毎日作文に取り組むことで見事合格しました。
大学受験の推薦入試でも、志望校の出題傾向に合わせて直前の一か月間に集中的に対策し、合格した例があります。

早い段階から計画的に学習を進めることが最も理想的ですが、残された時間が短くても、正しい方法で集中して取り組むことで作文や小論文の力を伸ばすことは可能です。

残された時間の長さではなく、志望校に合わせた対策を最後まで継続することが大切です。

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