作文・小論文は、書き直すべきか?

「作文(小論文)は書き直したほうがよいのでしょうか?」
このようなご質問をいただくことがありますが、結論から申し上げると書き直しは必須ではありません
書き直す場合も、他の課題にある程度取り組み、考えや知識が深まってから行うほうが効果的です

特に内容面で減点されている場合は、設問に対する考えが深まったり、新たな視点が得られたりしない限り、すぐに書き直しても大きな効果は期待できません。
まずは他のテーマにも取り組み、社会に対する考察を深め、知識が増えた後に書き直すことをおすすめします。

さまざまなテーマに取り組んでいくと、それぞれの課題で考えたことが少しずつ結びついていきます。Aというテーマで考えた内容が、Bというテーマでも活用できるようになることも少なくありません。

知識や経験がつながることで考察にも深みが生まれ、以前よりも説得力のある文章を書けるようになります。
その状態になってから書き直すほうが、学習効果は高いでしょう。

「時間が足りない」「字数が不足してしまう」という場合も、同じテーマを繰り返し書くより、さまざまなテーマで練習を重ねるほうが効果的です。
時間配分や構成力が身についてから書き直すと、自分の成長を実感しやすくなります。

一方で、表現や表記の誤りは、できるだけ早く修正しましょう
漢字や送り仮名、表現の誤りは、比較的短期間で改善できる減点要因です。

過去問については、試験直前にもう一度見直してみましょう。
時間や表現面に不安がなければ、本文を書き直すよりも、構想メモだけを作り直すのも効果的です。
書き直す際は、特に書きづらかったテーマや、減点が多かった課題から優先して取り組むとよいでしょう。

作文・小論文は、「何度も書き直せば上達する」とは限りません。
内容面は考えや知識が深まってから見直し、表現や表記はその都度修正するなど、目的に応じて復習方法を変えることが大切です。
効率よく力を伸ばすためにも、「何を直すべきか」を意識しながら取り組んでみましょう。

当塾の生徒さんも、このような方法で作文・小論文の力を伸ばし、志望校合格につなげています。

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