語彙力を伸ばした生徒さんの取り組み

語彙力は、短期間で身につくものではありません。

読解や記述の解法は比較的短期間で学ぶことができますが、語彙力は言葉を理解し、自分で使えるようになるまでに時間がかかります。

実際に語彙力を伸ばした生徒さんに共通しているのは、特別な教材を使っていたことではありません。

継続的に文章に触れていたことです。

長文読解の問題集や読書を通して、多くの言葉や表現に触れていました。
その中で言葉の意味だけでなく、「どのような場面で使われるのか」まで自然に学んでいました。

正しい文章を知らないまま、正しい文章を書くことはできません。
語彙力を伸ばすためには、まず良質な文章に触れることが必要です。

また、漢字学習も語彙力の向上につながります。
漢字の意味を理解することで、初めて見る熟語の意味を推測できるようになるためです。

授業では、長文読解で出てきた熟語について、類義語や対義語もあわせて確認しています。
さらに、受験で頻出の語句については、実際にどのような場面で使うのかを対話しながら確認します。

こうした積み重ねによって、
「授業で覚えた言葉が模試に出てきた」
「文章の意味が以前より理解できるようになった」
という経験が増えていきます。

ただし、前述したように、語彙力はすぐに伸びるものではありません。

読解力や記述力は三か月ほどで変化が見られることがありますが、語彙力はそれ以上の時間を要することが多いです。

だからこそ、近道を探すのではなく、日々の学習の中で文章や言葉に触れ続けることが大切なのです。

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